小学校のPTAの催しで、親子味噌づくり教室に行ってきました。
講師は富士市のお味噌屋さん、深澤味噌店の店主さん。
小学校や幼稚園でも講座を開いて教えているそうです。毎年人気で抽選になるほどなんだとか。申し込みが多かったそうですが、二部制にして抽選にはならずにすみました。
今回はすべて材料が下準備されていて、大豆をつぶすのと、つぶした豆に麹を混ぜて樽に詰めるだけ。
大豆蒸したほうが甘くなるけど今回は煮たもの。
厚めのビニール袋に入っていて、それを綺麗な軍手や手袋をした手でつぶします。
手が熱くないようにと、ビニールを破っちゃわないようにだと思います。
指先でグニっとやっちゃって、ビニールが破けて交換してもらってる人もいました。
先生にチェックしてもらって、終了。
こんな感じまでつぶれました。
次に麹が登場。
蒸したお米に麹菌をふりかけて、2、3日でこんな感じになるのだそう。
潰した大豆と、麹と塩を混ぜます。
水分調整には大豆の煮汁を使います。
大豆をつぶすのに使っていた袋に、大豆の煮汁を入れて、袋に残っていた分もしっかり移します。
しっかり混ざったら、保存用の樽に移します。
空気が混ざらないようにしっかりと押し付ける。子供たちにはハンバーグを作る時みたいにお団子にして空気抜きをしてもらって、それをたたきつけるようにして入れていきます。
仕上げは先生が平らに綺麗にならしてくれます。
I ♥ MISOのTシャツで来てくれた先生。味噌愛にあふれていました。
周りに付いたのもきっちり綺麗に拭いて、ぴったりラップをして空気が入らないように。その上から重しをするのがいいらしい。重石でもいいし、石が無ければビニール袋に塩を入れたものを上に置くのも いいそうです。とにかく空気が入らないように。
保管する場所は、「冷暗所」がいいのかと思っていたけど、「戸棚の奥とか、暗いところじゃなくてもいい」そうです。冷蔵庫の中とかじゃなくてもいいらしい。
リビングとかに置いておいて、毎日様子を見てもいいんだとか。(ラップを外しちゃダメ)毎日様子を見ることでラップが外れてるとかすぐわかるし、見て、声をかけてくださいとおっしゃっていました。
家ではリビングの棚に置いています。「名前をつけるのもいいですよ。男の子っぽい名前なら、コウジくんが多いです」とのことで、我が家では「みそっち」になりました。女の子らしいです。
夏の時期なら2カ月ぐらいでお味噌のいい匂いがして来て食べられるようになるんだって。
置いておくとどんどん色が濃くなって熟成が進んでいく。
同じ材料で仕込んだ味噌なのに、色が全然違う!今回は米味噌でしたが、麦味噌も個性的で面白いそうです。
つぶすのが結構大変でしたが、味噌や麹のことを色々教えてもらったり、楽しく出来ました。夫が参加してくれたので、「さすがお父さんだと力持ちだから早いね~」なんて言われて子供たちも嬉しそうな様子でした。
教えてくれた先生のお味噌屋さんにも今度行ってみます。