トロピカルフルーツが好きです。
最近はパッションフルーツとかドラゴンフルーツとかも近所のスーパーで見かけるし、手に入りやすくなって嬉しい。
好き嫌いは分かれるだろうけどドリアンも美味しいと思う。
国産のも増えて、すっかり定着したのはマンゴーですよね。
フレッシュなのを格子状に切って食べるのも好きですが、ドライマンゴーもよく買います。
最近好きな食べ方はドライマンゴーをヨーグルトに漬け込んで、一日置いておく方法。
スプーンで切れるぐらい生のように柔らかく戻るんです。
先日ドライマンゴーを買ったときに「生のマンゴーの4~6個分!お得です!」みたいなPOPがあったので、ちょっと気になってアンちゃんに助手をしてもらって、ドライマンゴーをヨーグルトに入れておくと、どれぐらい水分を吸収するのか実験してみました。
ヨーグルトは容器含めて421.0g。
そこにドライマンゴーを入れていきます。大きさ色々で7本、481.5g
計算してもらって、入れたマンゴーは60.5g。
翌日は時間が無くて計測できず、ヨーグルト食べたいと夫が言ったので、マンゴーをよけて食べてもらいました。
またその翌日、計測開始。
なるべくヨーグルトを落としてマンゴーだけ取り出したのですが、周りにヨーグルト沢山ついてます。この状態で162.5gありました。
これだと水分をどれだけ吸収したかは分からないので、容器に入れた水の中でヨーグルトをなるべく取り除いてみました。その結果130.0gに。
ドライの状態では60.5gが130.0gになったので、重量は2倍以上になったことに。
何となく1.5倍ぐらいかな?って思っていたので、予想以上でした。
ちなみに日本食品標準成分表によると、マンゴーの廃棄率は35%、(皮や種子など食べられない部分が果実全体の35%)可食部100g中、水分は82gとのことでした。
ヨーグルトの水分を吸っただけじゃ生のものとはだいぶ違うので、実際には150g以上あるものが、60gまで乾燥してるんじゃないかと思います。
一袋200g入りだったので、生のマンゴー4個分というのも嘘じゃないなと。
色々条件を変えたりすれば夏休みの研究にもなりそうだなと思いました。ヨーグルトじゃなくて真水に漬けたら?砂糖を溶かした水ならどうなる?とか。
実験の間に伝えたのは、実験ノートはちゃんと分かりやすく書きましょうってこと。
以前の職場では実験ノートには1ページごとにナンバリング、ボールペン必須(ノートもペンも支給)でした。故意にデータの順番を入れ替えたり、改ざんしないためです。重大な発見をほかの研究者と同時期にした場合はどちらが先かの証拠にもなるものだからきちんと日付も入れなさい、実験ノート大事だよと大学の研究室でも言われた覚えがあります。
アンちゃんは左利きなので、字が綺麗とは言えないのですが、数字を含めて読みやすい字を書くことも大事です。今回のことはお遊びですが、後から見返して、字が汚くて読めない!ってなったら、やったことが無駄になってしまうし。
普段のノートも誰が見ても読めるように書く癖をつけておかないと、テストの時とか困るよって言っておきました。
アンちゃんは結構楽しんで実験してた様子なので、また他にも気になることがあったら実験やってみようと思います。
余談ですがあのひとの実験ノート見ちゃったら、語るに落ちたというか、ストーリーを考えるという点では作家に向いてるのかもしれないねというのが私と夫の意見であります。