deuxpoints’s diary

子育て、趣味、習い事、日々の出来事など

本に「やっちゃいけない」と書いてあったけど我が家がやっていること

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先日借りた「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」

人気の本みたいで、広告でもよく見かけるし、他の本と一緒に期限を延長してもう一回読もうと思っていましたが、予約が入っていて、延長できませんでした。専門家の山崎元さんに、あまり知識のない人(大橋弘祐さん)が聞きに行って、お金の増やし方を教えてもらうという内容です。対談形式でさらっと読めるので、そんなに時間が無くても読めます。

 

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

 

 

まったくの投資未経験者で、ある程度まとまった資金(この著者の場合は500万円)がある場合の資金の振り向け方とか、買うべき商品などが分かりやすく指南されています。今資金が無い人も、来年から個人型確定拠出年金で毎月少しずつでも投資して増やしていくといいと思います。

 

その中でやらない方がいいと言われていた投資方法や商品が色々ありました。

まずは従業員持ち株会

何故やらない方がいいかというと、投資の基本はお金を卵だとすると、卵は同じかごの中に入れておかないように、リスクは分散しておけというのが基本なんだけど、従業員持ち株会はそれに反するとのこと。

勤めている会社の業績が下がれば、給料も、ボーナスも下がる。更に株も下がるので損失が大きくなるというわけで、やらないようにとのことでした。

 

うちは結婚して3年目ぐらいから始めてます。ごめんなさい。今八年目ぐらいか。

多くの会社がそうだと思うのですが、持株会には特典があって、夫の勤め先の場合は買った分の10%が上乗せして支給されるんです。毎月1万円買いますと言っておくと、1万1千円分毎月その時の株価で自動に買われているというわけです。給料明細には別途支給額とその分計上されてるので、上乗せ分にも税金はかかってるけど。

買ってすぐに株を売ってしまえば、上乗せ分得するわけですが、そう簡単には売れません。確か一か月に一回、普通の証券口座に移動の申し込みができて、移動は単元株単位なので、株価3000円だと100株分で30万円以上ないと売れる口座に移動できない。「安定株主確保の側面もあるので」と釘が刺されてて、頻繁に移動の申し込みは出来ない感じです。

 

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↑はTOPIX連動型の投信の価格。

 

まあ、必ずしも株価が下がればボーナスも上がるわけでもないです。夫の会社の場合は。ここ10年で一番株価が低かったのは2012年で(下げ幅が一番大きいのは勿論2008年のリーマンショック。一気に株価半分以下)、2015年が一番高かったですが額面で一番多くもらえたのは2014年末で、基本的には年功序列的に増えています。毎月の給料も一年に一回、1~2%増えてます。とは言え、知り合いにも早期退職を余儀なくされた方もいるし、うちもいつリストラの対象になるか。給料もそのうち頭打ちになるでしょうし、勤め先ばかりに寄りかかるのは基本的には良くないですよね。規模の小さい会社の場合は持株会はやめた方が良さそうだと思います。

 

従業員持ち株会と似ていますが、個別銘柄の株を買うのも止めましょうと書かれていました。

 

ごめんなさい、これもやってます。

もともと結婚して子どもが二人目生まれそうでってところで証券口座を持ち始めたんですが、それがリーマンショック前の2007年ぐらい。全くの素人だったので株主優待狙いで始めました。

サラダ油とか、優待品でほぼ買わないで済んでるし、化粧品代も優待のおかげで結構助かってます。桐谷七段みたいなところまで行くとちょっとどうかと思いますが、自分が日々お世話になっている企業を応援するつもりで長期で持ってるのは別にいいんじゃないかな。

 

桐谷さんが教えるはじめての株主優待

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桐谷さんのもっと儲かる株主優待生活NISA対応版

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 あとは、。純金積み立てってやつです。これも素人には上げ下げを予想するのが難しいとかで増やすためには手を出さない方がいいと書かれていました。

うう、これもやってる。最初は白金、プラチナを買って、一昨年ぐらいに金も買いました。確かに値段は何がどうなったから上がったとか、いつ上がるとか全然わかりません。為替も影響するし世界情勢も影響するし。プラチナ鉱山労働者のストライキとか不確定要素も沢山あって、難しいです。現状買ったときよりも両方とも下がっちゃってます。これは値段が上がっても売るつもりは無いので、いざとなれば現物がちゃんとあるっていう安心のために買ってるだけかも。売り買いして儲けるのは難しそう。

 

次は外貨。これは手数料が大きいというのが問題視されていました。確かに私が初めて外貨を買った、りそな銀行(当時は大和銀行でしたが)では1ドル買うのに1円も取られちゃいます。売る時も1円なので往復2円。2円以上円安にならないと為替差益は出ません。

この手数料は銀行によってピンキリなので、今外貨の口座を持っているソニー銀行だと往復30銭。山崎元さんがお勤めの楽天の銀行だと50銭です。1ドル100円なら手数料0.3%。そんなに高くないんじゃないかなって思います。2%は高すぎですけどね。

 

確かに外貨も複雑で予想は無理だと思います。円高の時に買って、円安の時にうまいこと売ってもうけを出すのは難しいですね。金利が高ければ為替差益が無くてもいいですが、今はドルもユーロもポンドも円と同じく超低金利。豪ドルとNZドルも買ってますが、こちらもだんだん金利は低くなってます。

あ、あと南アランドも500円分だけ買いました。SBI銀行で外貨取引があると振込みやATM手数料無料の回数が増えるので、ドルでもよかったけどちょっとだけお試しで。金利は普通預金で1.6%。たった500円分ですが、毎月着々利息が付いてます。

 

ダメだと言われていたものをことごとくやっていた我が家だった。実際難しいです。外貨で言うと円安で結構利益が出てた時もありますが、結局売れなかったし、円高の時には株も下がってて気持ち的にも資金的にも余裕が無くて買い増しとか出来なかったですし。なので、買ってそのままになってます。

 

私が子供の頃は定期預金の金利が5%とかもっと高かった時もありました。一億円宝くじが当たれば、金利だけで500万円だし、それで一年暮らせるなぁと思っていました。言うまでもなくそんな時代じゃなくなってきてしまい、自分たちで何とかしないといけません。

個人型の確定拠出年金は愛称がiDeCoに決まったそうです。NISAもそうですが、自分たちで投資しなさいよ、年金を増やす努力をしなさいよ、そのための制度は整えてありますというのが国からのメッセージでもあるという山崎さんの意見には大きく頷くしかありません。

我が家も確定拠出年金やNISAを利用しながらちょっと配分を見直していかなきゃいけないなぁと思っています。新しく始まるのでキャンペーンとかも多くなってる今がチャンスじゃないかな。

 

 

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