Lesson.6口金を使ったテクニック
午後はまた新しい固さのアイシングのレッスン。一番固いAの固さ、口金用の固さです。口金を使えば、こんな風にお花を絞って後乗せパーツに使ったり、フリルのように絞ってドレスの裾をゴージャスにしたりということが出来ます。
口金の種類色々
口金の種類も教えてもらいました。丸口金とか、星型のは普段よく見るのですが、お花を絞るのに使うのは、細長いしずくのような形の口金。
バラ口金とか、ペタルチップという名前です。
口金の大きさ、号数は形によってだいたい決まっていて、バラ口金は#100番台。#101と#101Sが協会のキットには入っていました。番号が大きくなると口金も大きくなる。
キットの口金はMARPOL(マーポロ、マーポール)のもので、先生の持っているwiltonとPMEというメーカーの口金も見せてもらいました。PMEはイギリスのメーカーで継ぎ目が無くて、お高い。Wiltonのはしずくの根元の方がやや太いなどメーカーによって微妙に形が違ったりするみたいです。
口金用のアイシングの作り方
口金絞りに使うアイシングは、アウトライン・パイピング用よりもさらに固い。作り方としてはスタンドミキサーがあれば最初から水を少なくして練って作る。
ハンドミキサーしかなければ、モーターが焼けないように休み休み混ぜるか、アウトライン用のに粉糖を加えて作る。
ピンと立ってお辞儀してこない、跡がしっかりつく固さ。
絞り袋の詰め方と便利グッズ
絞り袋に詰めて、絞っていきます。
口金をセットする時に、カップラー(カプラー・カップリング)というプラスチックの部品を口金の代わりにセットしておく。
通常口金がある部分に、カップラーを付けて、その先に口金を付けてもう一つの部品で固定。先端は絞り袋から出てるので、口金の交換が簡単になる。
クッキーに直接お花を絞る方法と、フリルを絞る方法を練習しました。時間が無かったので残りはお家で。
お花絞りが楽になる先生のオリジナル技
次はフラワーネイルという土台に絞って、乾かしてアイシングパーツを作る方法。
クッキングシートを乗せてその上に絞ることが多いのですが、アイシングクッキーの本にも、協会のテキストにも載っていない先生オリジナルの方法を教えていただきました。
フラワーネイルにクッキングシートを固定するのに、アイシングをちょっと絞って糊の代わりにするというのが本に載っていますが、これだと剥がすときべたべたしてて置いたところが汚れたり、乾いてきて剥がれてきたり使い勝手が良くない。
C.bonbonのアイシングクッキー 乙女ティックなラブリースイーツより
そこで先生が考えた方法は、透明の耐震マットを乗せる方法。それにクッキングシートを乗せれば、しっかりくっついて動かない。
透明なので、下にテンプレートを仕込むことも可能。
クッキングシートを乗せるとこんな感じ。しっかり透けて見えてます。
耐震マットは100均で買えます。
一個は先生がプレゼントしてくれたので、当分要らないんですが、こないだ100均で思わず買ってしまいました。セリアと静岡のレモンという100均で売ってることを確認済み。透明のブルーのタイプもあってダイソーではブルーのしかないと聞いたけど未確認。
こちらの方法、先生の記事に詳しく書いてあるのですが、Wiltonのクラスでも採用してる人がいるんだそうです。
少しでも楽しく練習できるようにね
お花絞り、難しいです。
何度も練習しないとなぁ。
レッスンは絞り袋ではなくコルネでやったのですが、さっきの裏ワザも同じく少しでも負担を軽くしたいという先生の思いがあるそうです。絞り袋に詰めたのも絞ってみたのですが、コルネの方が量が少なめで大きさも手にフィットしていて絞るのが楽でした。
たくさんやらないと上手くならないから、他の部分でストレスかかってイライラしないように、楽しく練習できるように工夫をたのだそうです。
今回も難しかったけど楽しくてためになるレッスンでした。練習頑張ります。