Lesson.8卒業制作~デザイン決め~
卒業制作は、クッキーを贈りたい相手を思い浮かべて、伝えたい思いを込めてデザインを決めます。
相手は子供たちにして、どんなクッキーがいいか希望を聞いてみました。
ニコとミイはシンデレラがいいと言ったのですが、たまたま先生のところで先月シンデレラがテーマで制作してる方がいたので、ちょっとかぶっちゃうなぁと思ってアンちゃんのご希望の「美女と野獣」に。
卒業制作の必須条件はLesson4までのテクニックを含んでいること。Lesson5以降は任意。素のクッキーとアイシングが渡されるので、2時間で色作り、パイピングなどをして仕上げまで。
課題はプレゼントボックスとフレームが各一枚と、〇が4枚。先生がテンプレートを印刷してくれたので、何枚かコピーしてあれこれ考えました。
プレゼントを形通りに使うか、別のものに見立てるか迷ったのですが逆さまにしてシャンデリアに使うことに。
ここまで考えて、やっぱり紺色作るの大変だぁと思ったので、子供たちに「アリスとか、ラプンツェルとか他のプリンセスに変えてもいい?」って聞いたけど、却下されたので頑張ってこのままやることに決めました。
練習一回目
レッスンや自分で作るのでこんなに濃い色を作ったことが無かったので、どれぐらい色素を入れたらいいのか全然見当がつかず、まず紺色を作るだけで30分以上かかってしまいました。
黄色も二色作ったつもりだけど、見分けがつかないし、赤も作らなきゃダメだし、とにかく素早く色付けまでやらないと間に合わない。
濃い色を作るコツ
先生に聞いてみたところ、まずはきちんとメモを残して、色作りの練習すること。濃くなったのを薄くするのは難しい、いくら入れてもこれ以上は濃くならないってこともあるので、最初にすごく濃いのを少量作って、それを薄めていく方がうまくいくのではないかというアドバイスを頂きました。
8色セットで他の色を作る方法
もう一つ決まりは、認定講座のキットに入っている色素のみを使うこと。例外として黒に竹炭を使うのはOK。
上の写真だと手前でボケてて読みにくいけど濃い色のが「Royal Blue」で8色セットに入ってるのは真ん中の「Sky Blue」。紺色はロイヤルブルーにバイオレットや黒を加えるレシピがほとんど。でも、使えないので自分で調合するしかない。
調べてみるとロイヤルブルーを作るにはスカイブルーとバイオレットを混ぜればいいことが分かったので、その方法で作ってみることにしました。
練習二回目。本番を想定して色作りをしてみました。フレームとバラのドームの背景の色を変えてみた。ドレスの黄色も二色が区別できるようになった。シャンデリアは一回目の方が上手に描けたのにな。
当日の制作と先生の講評
途中の写真とかは余裕が無くて撮れなかったので完成写真。
大体これぐらい色素を入れるというのが分からないと手早く出来ないと思ったので、その後の練習ではアイシングを量ってから色付け。本番も教室にスケールを持ち込みました。
先生に「スケール持ってきた人は初めて」と言われちゃいました。
まず20g量って、濃い目にスカイブルーとバイオレットを混ぜたものを作り、それを1/3取って20gになるまでアイシングを加えて水色を作りました。
残った2/3には素のアイシングを20gになるまで加えて、そこに竹炭を足して紺色を。
黄色はレモンイエローとオレンジを少量混ぜてゴールデンイエローを作り、同じように1/3とって、残りには更にオレンジを混ぜています。
練習の時の写真。レモンイエロー(コルネに入ってる)にオレンジを混ぜると、ゴールデンイエロー。
先生からの講評は「バラのドームの緑や水色がちょっと雰囲気と合っていない」「レタリングのパイピングが細くて不安定」…他にも良かったところ、悪かったところ含め色々言っていただきました。
緑に関しては私もダメだ薄すぎだと思ったのですが、時間の余裕がなかったのと自分の子供に贈るという点で妥協してしまったところがあったかなと思います。全体的にもっとデザインを詰めなきゃいけなかったな。
他にもやろうと思っていたことが出来てなかったり、反省も多い卒業制作になりました。
講座を終えて
大人になってから何かを人に教わる機会ってあまりないので、いい刺激になりました。自分一人ではなかなか挑戦できないテクニックを取り入れることもできたし、ちょっとした工夫やコツで効率よく作ることができることが分かって、良かったです。
先生の教え方や失敗に対する対処法なんかはアイシングクッキーに限らず、子育てとかにも通じる、とてもいい勉強になったなと思います。
先生のブログで紹介していただきました。
練習は嘘をつかない!グングン成長した、2名の認定講師が誕生しました♪|静岡/富士市 アイシングクッキー教室リトルミイ