たまたま出会ったアイシングクッキーでしたが、ちょっと本格的に習ってみることにしました。
アイシングクッキーの講座を開いている協会はいくつかあるのですが、体験講座とクッキー作りレッスンに行った先生の「日本アイシングクッキー協会(JIA)」にお世話になることにしました。他の協会はシュガーペーストというシュガークラフトの材料を使ったりするそうですが、JIAではクッキーとアイシングのみで講座が進んでいきます。
Lesson.1
クッキーとロイヤルアイシングのレシピ
初回レッスンはクッキーのレシピの紹介とロイヤルアイシングのレシピと作り方、コルネの作り方とアイシングの詰め方など基本的なことから。
こちらが先生が用意してくださったクッキー。表面がツルツルです。ちなみに四角いのと丸いので材料を変えていて、表面の滑らかさが違うのが分かると思います。
レッスンでは実際つくることはせず、レシピを教えてもらうだけ。でも先生オリジナルの追加資料で細かくクッキーの作り方のポイントが教えていただけました。
次はロイヤルアイシング。これは実際先生が作っているところを見せてもらい、途中の固さを触らせてもらったりしました。
色々とアイシングクッキーの本を見たりしたんですけど、クッキーのレシピも微妙に違いがあり、アイシングも粉糖と卵白混ぜるだけじゃんと思いきや、乾燥卵白か生卵白か、卵白を漉すか漉さないか、混ぜ具合も本によって協会によって結構違いがあるのです。
JIAのレシピはハンドミキサーを使って、ふわふわになるまで混ぜる。これでアイシングが固まった時にも軽い食感になります。自分で作った時固かったのは泡立てが足りなかったんだな。
使う道具や仕込む量によって攪拌する時間が変わってくるので、正しい固さになった時の様子をきちんと覚えておくのが大事。
ツヤが出て、持ち上げるとちょっとお辞儀をするぐらい。
ちなみに混ぜる時間の目安ですが、
Wiltonのメレンゲパウダーの缶に入っていたレシピを見てみると、(サロネーゼ協会っていう所が出している本に載っていたレシピもこれに近い感じでした)
ウィルトンメレンゲパウダー 大さじ3(27g)
粉糖 450g
お湯 大さじ6 (90ml)
スタンドミキサー 低速で7-10分
ハンドミキサー 高速で10-12分
ハンドミキサーを連続で10分もかけてるとモーターが故障しそうなので、休みながらやったり量を調節しないとダメだと思います。。
泡立てなくてもスプーンで混ぜるだけっていうレシピもありますが、しっかり泡立てた方が軽い食感になります。嵩が増えるのでアイシングを乗せる量も少なくなり、甘さ控えめにできて私は好きです。
コルネ作りのコツ
アイシングはコルネという三角形に切った紙やOPPシートを丸めて作ったものに詰めて使います。これが本を読んだだけじゃなかなか素早く上手にできなくて、困っていたのですが、先生に教わったらだいぶ上手にできるようになりました。作る時にどの方向を上にするか、とか小さなことだけど、本には詳しく載ってなかったコツが沢山ありました。
コルネは二重巻きの大き目のものと、三重に巻いた小さ目のものと二種類教えてもらいました。
小さなものは固めのアイシング、大きめのものは柔らかめのものを入れて使います。
協会のキットは20センチ角の正方形を半分に切ったものでしたが、先生がよく使うのは25センチ。両方比べてみましたが、確かに20センチだと容量が足りないので、25センチが良さそう。さらにそれを半分にして、小さめのコルネ用にも使えるので、おススメ。
カラーを学ぶ
レッスン中はアイシングの色は協会のスターターキットに含まれる、Wiltonの8色セット+ノーテイストレッド、ブラックの10色を使って作ります。真っ黒を作る場合は竹炭パウダーを使うとのことでした。
アイシングクッキーは何枚かをセットにして贈ることが多いので、その中で色のや字体などの雰囲気を合わせることがポイント。先生の作例を実際に見せてもらいました。
例えば出産祝いに優しい雰囲気ならパステル系。元気なチアのユニホームならビビットな色使い。文字を書く場合は雰囲気に合ったフォントを選ぶこと。
写真がうまく撮れなかったけど、同じピンクに黒、茶色を少しずつ混ぜるだけで印象の違う色になります。
基本の二種類の固さ~アウトラインと塗りつぶし~
実際に自分で二色選んで色付けをして、今回は二種類の固さに調整していきます。とはいっても固めの方はレシピ通り作った固さ。それで縁取り、アウトラインを乗せていきます。まずは先生の見本。
柔らかめに調節したもので塗りつぶしていきます。
美しい。
私は黄色と紫の組み合わせにしました。アウトラインの丸がヨレヨレしてます。
塗りつぶせば何とか目立たなくなったかな。
これを土台にLesson.2のデコレーションに進んでいきます。