deuxpoints’s diary

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日本アイシングクッキー協会講座Lesson4レタリングでワンランク上の仕上がりに!

Lesson.4 レタリング

2日目の午後はLesson.4のレタリング。文字を書くレッスンです。

アイシングクッキーはプレゼントに使うことも多いので、Happy BirthdayとかWeddingとか、メッセージを書いたり、名前を書くことも沢山あります。

仕上がりを左右する重要なテクニック。フリーハンドで書く練習と後乗せパーツの練習です。

 
Lesson.3にちょっと戻って太いボーダーのWet on wet

その前に、Lesson.3の続きを。

後乗せパーツを乗せるのはWet on wetで太いボーダーを描いた四角いクッキー。これは協会のテキストに載っている方法を読んで確認した後に、先生が考えた綺麗にできる方法を実践しました。

美しく仕上げるために、先生自身が何度も試行錯誤したであろう結果を理由を含めてきっちり教わることが出来ました。

 

フリーハンドで文字を書こう

 まずはフリーハンドで書く。その前にいきなりクッキーに書くんじゃなくて、やっぱり練習を。テキストにいくつかフォントが印刷されているので、それをクリアファイルに入れて、クッキングシートを乗せてアイシングなぞって練習してから、いざ本番。

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途中の工程の写真が撮れなかったので完成品。

全然うまく行きませんでした。ヨレヨレ。

言い訳するとテキストの見本がloveだったのだけど、これが結構難しいんですよ。先生も小文字の筆記体の「 ℓ 」が一番難しいかもって。

見本通りにloveじゃなくても大文字にしたりブロック体でもいいし別の文字でもいいので、逃げずに難しい文字に挑戦した結果と思って下さい。

二行にわたって書く時にバランスよく書けるちょっとしたコツなんかも。

私、小学生の頃書道習っていたのでもうちょっとうまく出来ると思っていたのですが、打ちのめされました。

これは本当、練習あるのみですね。

 

手間なく濃淡の色を作るテクニック

四角いクッキーは私が塗ったボーダーですが、それ以外は先生が事前に用意してくださったもの。

♡の三色のピンクと赤はNoTasteRedの濃淡で作った色なんだそうです。

まず薄めのピンクに色を付けて1/3をとりわけ、それに色素を足して濃い目のピンク。その半分を取り分けて更に色素を足せば、グラデーションで三種類の色ができる。白いのから三種類を別々に作るより手間なし楽ちん。

これ、一色の濃淡だけじゃなくて、黒を混ぜて明るさを変えたり、黄色~緑とかもできますね。

 

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後乗せレタリング、後乗せパーツ

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これは乾きにくいのでLesson.3の前にやっておきます。

基本的にはレタリングには普段アウトラインやパイピングに使う固さですが、太い文字や写真のような面の広いパーツを作る時は微妙に調節して、ぼこぼこせず、かつ書きやすい固さにします。

模様が細かくて折れやすいデザインの時にリカバリーできるコツなども教わりました。

前の記事で詳しく書いたクッキングシートの種類を選べば、乾いた時に揺らせばするっと剥がれちゃうぐらいなので、赤とか黒とか色素をたくさん入れないと作れない色でも問題なく後乗せパーツにできます。

 

パーチメント紙かグラシン紙か?クッキングシート問題 - deuxpoints’s diary

 

書く時のコルネの角度から、力の入れ方とか細かいところまで教えていただきました。

 

 
 陥没の理由とは?次回乞うご期待!

レタリングのLesson.4が終わり、写真を撮ったりお片づけをしていると、「帰ったら、陥没すると思うので、ちゃんと見ておいてくださいね!」と先生。

レッスン直後と、家に帰ってからの写真がこちら。

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リボンの所と、ボックスの蓋部分、レッスンの後は真っ直ぐなのに、凹んでしまっています。私の感覚では広い塗りつぶしの方がへこみそうな気がするんですが、狭い部分の方が凹んでる。不思議だ~。

「きちんと理由があるし、陥没しないようにする方法もあるんですが、実際陥没したことが無いと実感わかないだろうから、今回は敢えて」とのこと。理由や対処法は次回のレッスンまでのお楽しみです。

 

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パーチメント紙かグラシン紙か?クッキングシート問題

 クッキングシート、どれがいい?

日本アイシングクッキー 協会認定講座Lesson.4に進む前に、道具について一つ書いておこうと思います。

 

先生は講座の内容以外にも、色々な情報を教えて下さって、この道具がおススメだとか、どこで買えるとか。

 

Lesson.4はレタリング、文字を書くカリキュラムなのですが、文字以外にも動物のシルエットとかをクッキングシートに絞って乾かして後から乗せるというのも習います。

 

 

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ここで結構大事なのが、クッキングシート(オーブンシート・オーブンペーパー)

今までだいたい同じメーカーのを家では使ってたので特に意識してなかったですが、種類によっては乾きやすさや剥がしやすさに差があるんですよね。

 

先生おススメなのは、セブンイレブンとかで買えるセブンプレミアムのきれいに仕上がる!クッキングシートというもの。見た目に結構ツルツルしていて、剥がれやすそう。セブンイレブンに行けば置いてあるので手に入れやすいのもポイント。

家では普段旭化成のクックパーを買うことが多かったので、別のを買ってみようとレッスンの帰りセブンイレブンに行ったのですが、そこには置いてなかったので、代わりにドラッグストアに寄ってクレハのキチントさんを買って帰りました。

 

セブンイレブンでも小さめのお店には置いてないこともあるみたい。ラップとこびりつかないアルミホイルはあったけどクッキングシートは置いてなかった。買えたのは駐車場が広めの路面店でした。

違いは紙の種類

で、開けてみると、あら?クックパーとキチントさんは見た目や手触りがあまり変わらないわ。

 

箱をよく見てみると、

旭化成クックパーは「シリコーン樹脂加工耐油紙」

クレハのキチントさんは「シリコーン樹脂加工パーチメント紙」

後日手に入れたセブンのは「グラシン紙、シリコーン樹脂」

になっていました。

最近は100均でもクッキングシートが置いてありますが、ざっと見たところグラシン紙のもパーチメント紙や耐油紙のものもありました。ツルツルしたものがいいときは「グラシン紙」の方を買うべし。

写真は上からクックパー、セリアで買ったグラシン紙のクッキングシート、セブンのクッキングシート、クレハのキチントさん。セリアのが日本製紙のだけど中国製でキチントさんはフランス製。

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市販されてるほとんどのものは、両面にシリコーン樹脂加工してあるので、元の紙に違いがあるはず。グラシン紙の方がツルツルしててはがれやすいんだ。

 

そう言えば昔はクッキングシートと言えば「リード」だった気がするけど、最近は私の周りのスーパーでは見かけません。リードのキッチンペーパーはよく見るんだけど。

ちなみにリードのクッキングシートも「グラシン紙、シリコーン樹脂」こびりつき防止シートと銘打っているだけあって、剥がれやすいとレビューがついてますね。紙を作っているのは王子製紙の関連会社。

 

リード ヘルシークッキング こびりつき防止シート 大30cm×5m

リード ヘルシークッキング こびりつき防止シート 大30cm×5m

 

 

 

グラシン紙とパーチメント紙何がどう違うのか? 

ところでグラシン紙とパーチメント紙と何が違うのか。

ついでに言うとパラフィン紙とかトレーシングペーパーとかと何が違うの?と気になっちゃったので調べてみました。暇でスミマセン。

 

トレーシングペーパーは総称で、透けててトレーシングに使える紙のこと製法は特に問わない。

紙にパラフィン(蝋)を含侵させて耐油性、耐水性を高めた紙がパラフィン紙。元の紙はグラシン紙だったり、模造紙だったり。グラシン紙のことが多いので、グラシン紙とパラフィン紙はしばしば混同されがち。

 

グラシン紙とはglassineガラスのようなという意味で、パルプを叩解して細かく柔らかくして、更に紙にしてからローラーで圧力をかけて平滑にする。

 

パーチメント紙は昔は硫酸紙って呼ばれていた。最近あまり硫酸紙っていう言い方は聞かないけど「硫酸?何だか危なそう」とかいうイメージのせいだろうか。もともとパーチメントは羊皮紙という意味で、羊皮紙に似ているのでparchment paper。紙を硫酸で処理してドロドロにして密度を高めることで耐水性、耐油性を得る。硫酸は紙には残ってないので心配は無用です。

 

参考:透明化技術 ojif-tex.co.jp 王子エフテックス(王子製紙)

 

旭化成のクックパーはまたちょっと違う紙みたい

旭化成のクックパーは耐油紙と書いてあって、グラシン紙の前段階、パルプを叩解して紙にして(圧力加工無し)シリコーン樹脂加工するという製品が紹介されてるので、これを使ってるのかなと思います。

  

食品用耐油耐水紙|商品紹介|業務用商品|旭化成ホームプロダクツ

 

 

グラシン紙のクッキングシートの場合の注意

アイシングのパーツを乾かすのに使う場合は、グラシン紙のクッキングシートがはがれやすく乾きやすくておススメ。だけど水分の多いアイシングをはじいてしまって狙った形にならない場合があるので、水分の量には注意が必要です。

 

それぞれにサランラップに書けるペン・マッキー・フードペン・鉛筆で書いてみました。

グラシン紙ベースのものは水性でも油性でも鉛筆でもはじいたり滑る感じがして書きにくいですが、クックパーとキチントさんは鉛筆は問題なく書けて、クレラップには全然書けないサランラップに書けるペンがキチントさんでは結構発色してます。

セリアと書いてますが、セリアで買った「くっつきにくく、はがれやすい!クッキングシート」という商品名のもの。「グラシン紙使用」と表示してありました。セリアに限らず100均ではグラシン紙ベースのものとパーチメント紙、耐油紙ベースのものが何種類かあります。

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